うつ病の原因を知ることが、うつ病克服の第一歩です。 |
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うつ病の原因は、明確に解明されていません。
しかし近年の研究では、脳内にある神経伝達物質に関係が
あるらしいということがわかってきました。
うつ病のメカニズムを正しく理解することで、
適切な治療の第一歩となるのです。
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うつ病の原因
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うつ病の、原因ははっきりと解明されていません。
そのため明確な治療法が確立されておらず、
それが起因して、うつ病患者さんが急増しているかのように思います。
ただ、脳内の神経伝達物質の障害が関係してくることが
わかりはじめてきました。
そして、神経伝達物質の障害は、人の持ち堪える以上の
身体的、精神的ストレスがかかると発病するとされているのです。
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うつ病のメカニズム
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脳は140億個のニューロンという神経細胞によって構成されています。
神経細胞と神経細胞は軸策と呼ばれる長い突起とそれを
受ける受容体で結ばれており、そのつなぎ目の部分をシナプスといいます。
シナプス

軸策の先端と受容体の間にはわずかな隙間があります。
その間を神経伝達物質と呼ばれる脳内アミンなどが放出されて、
脳内の情報を隣の神経細胞に伝えているのです。
神経伝達物質は、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン、アセチルコリン
などから構成されています。
調査によると、うつ病患者には、セロトニンとノルアドレナリンが
不足していました。
セロトニンやノルアドレナリンが十分に分泌されていない場合、
脳内の情報が伝達されにくくなり、うつ病になることがわかってきたのです。
現代の抗ウツ剤は、セロトニンとノルアドレナリンの働きを強めることで、
うつ病の症状を和らげる効果があるといわれています。

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性格要因(うつ病にかかりやすい性格)〜よい子・誠実な人ほど、うつ病にかかりやすい
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文明が発達したとはいえ、世界の国々の多くは発展途上国です。
世界の死亡原因の第一位は飢えと栄養不足で、毎年1000万人
ほどの人々の命ががなくなっています。
そのような国では、自殺を考える人はなく、飢え死にする人ばかりです。
食べるものさえない人々の悩みは、「明日の食べ物の確保」なのです。
日本は、飢え死になることはほとんどありませんが、1年で3万人以上の人
が自殺で命を失っています。
先進国では、過当競争、情報社会、人間関係・家庭関係等による心の悩み、
ストレスが大変かかりやすい社会環境にあります。
そして発展が著しく、社会構造の変化が激しい国ほど、うつ病の発病率が高い
という統計が出ております。そして先進国中、日本は最もうつ病の発病率の
高い国なのです。
しかし、まったく同じ環境の中にいても、うつ病にならない人がいます。
うつ病の原因は、性格、社会環境、遺伝等の要素が多面的に絡み合って
生じる病気といわれますが、同じ環境でもうつ病にならない人がいるということは、
うつ病になりにくい性格となりやすい性格があるということなのです。
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| うつ病になりやすい性格 |
・人付き合いがよく、社交的
・善良な性格で親しみやすい
・激しいくらい元気で活発な人
・もの静か
・仕事熱心で趣味が少ない
・完全主義的傾向がある
・孤立する傾向がある
・辛いことがあっても相手や両親を
気遣い、ため込んでしまうタイプ
・献身的 |
・几帳面
・凝り性
・秩序・マナーを守ろうとするあまり、自分をうまく表現出せない人
・まじめで義理堅い
・人の感情を受けやすい
・社交性のある付き合いが苦手
・不安があってもひとに話さず、心にため込んでしまう
・責任感が強い |
・引っ込み思案
・理想主義者
・夢想家である
・相手の気をつかい、相手が悪いときでも指摘できない
・いいたいことをうまく伝えるのが不得意
・人に仕事を頼めず、自分で全てを抱え込こもうとするタイプ
・人に頼まれると断われないタイプ
・人と争うのが苦手、または自分が折れるタイプの人
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上表をみますと、大人であれば仕事熱心。そして秩序を守り、
常に相手の立場に考えられる人。子供であればまじめで誠実。
嘘をつかず、不平をいったことのないようなよい子が、実はうつ病
になる可能性が極めて高いのです。
子供のうつ病患者さんも大変増えております。また、精神状態が
不安定になって、暴力的になる子もかなりの割合でいます。
「今まで不平をいわなかったよい子だったのよ」という母親もいる
のかもしれません。
しかし、完璧な子供など、いったい世の中のどこにいるのでしょうか。
子供は母に甘えるのが当たり前なのです。
むしろ母親に十分にあまえられたお子さんほど、大人になって情緒
豊かな人に育っていくのです。
不平を言わなかったのは、小さいながらも両親のことを気遣い、
いいたいこと、辛いことがあっても黙っていただけなのではないでしょうか。
今までにたまった不満をぶつけていることも多いのです。
身近にうつ病になった人がいるのであれば、うつ病のことについて、
勉強することをお薦めします。
うつ病になった人の気持ちをしろうとすることは、実はその人の素晴らしさを
発見しようとする行為であり、患者さんにとって最大の良薬となるのですから。
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環境要因−環境の変化によるうつ病の原因
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うつ病は、精神的に耐えられる以上のストレスがかかると発病すると
いわれています。
発展途上国より先進国でうつ病の発病率が高い理由に、競争社会、
情報社会から生じる環境の変化があげられます。
次に、代表的な例を挙げてみます。いずれも後進国ではありえない
うつ病が多いのです。
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| 環境の変化によるうつ病の発生原因 |
昇進うつ病
主任あるいは係長から課長へと管理職になったときに生じるうつ病。今までは、自分の仕事をこなしていればよかったが、人を管理する立場になると、課全体としての成果が求められるようになる。この考え方の切替ができないと、課全体としての成果を出せなくなる。その悩みからうつ病になる人がいる。
人を管理するマネジメント能力に関する勉強をするか、どうしても管理職に向かないと思ったら辞退することも大切。専任管課長という部下をもたない研究職としての仕事の道もあるので、自分の性格、能力をよく見極め、将来を設計し直してみましょう。
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サンドウィッチうつ病(サンドウィッチ症候群)
上司と部下あるいは上司と現場との間で板ばさみになって発生するうつ病。上司から過剰なノルマ、部下からは不平不満を言われ、サンドウィッチの状態になることから、このような名称がつけられた。
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受験うつ病
両親や先生の過剰な期待からプレッシャーを感じ、ウツになる症状。お子さんがウツになった場合は、もう少し広い目で息子さんを見てまいりましょう。また、ウツになったお子さんご本人のとる考え方は、受験で人生の全てが決まるわけではないということ。世の中に大成する人は、学歴はあまり関係ないのです。
ちなみに経営の神様といわれた松下幸之助は小学校3年までの学歴しかありませんでした。そして創業して会社を成功させる人は、どちらかといえば、学業ができなかった人が多いのです。
受験が全てではないということを知りつつも、努力する姿勢を大切にしましょう。
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産後うつ病
出産直後、女性は抑うつ状態になることがあります。この抑うつ状態は生理的なもので、一般的にマタニティー・ブルーといわれています。しかしその抑うつ状態が、数ヵ月後になって発病することがあります。それを産後うつ病と呼んでいます。
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結婚うつ病
今までとまったく違う環境で、家族以外の人と今後の生涯を暮らすプレッシャーに耐えられず、生じるウツ。結婚前に極度のプレッシャーに耐えられず逃げてしまうことも。
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転勤ウツ・異動ウツ・上司ウツ
現代は、変化の激しい社会です。とくに大企業にとっては転勤はつきもの。地方の比較的穏やかな部署から、東京に異動になり、激務に耐えられずウツになることも。不慣れな部署やどうしても合わない上司との間に耐えられずみ発病するウツもある。
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マイホームうつ病
多くの人は40代に家を購入します。マイホームを購入することは、妻にとっては一つの大きな目標であります。しかしその目標をクリアしたことにより、焦燥感を感じ、妻がうつ病になるケースがあります。
まだまだ人生の折り返し地点。新たな目標、あるいは人生設計をもう一度立て直しましょう。
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退職ウツ 生きがいをもって仕事をしても、サラリーマンである以上、やがて退職することになります。寿命80年から85歳に変わろうとしている時代。退職すると、今まで元気だったサラリーマンが急に老け込み、生きがいをなくしてしまうことから、うつ病が発病するケースがあります。
60歳で退職しても、残る寿命は20年以上あります。人生を120歳と考えて、新たな目標を立ててみてはいかがですか。人間は適度な緊張感があったほうが、健康生活によいことがわかってきました。再度目標を立ててみましょう。
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離婚ウツ・失恋ウツ
離婚・あるいは失恋のショックで立ち直れなくなりウツになることも。失恋してもその場でケロッとしてしまう人もいれば、1週間立ち直れない人もいます。しかし、立ち直れない状態が2週間以上続くと、うつ病になっている可能性があります。
失恋をしても、次に新たなよい人を用意してくださっているんだと思えばよいのです。意外にも幸せな結婚生活をした人は、失恋体験が多いのです。失恋して、今のだんなに出会えたのだから・・・そうゆう人は多いものなのです。
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リストラうつ病・左遷うつ病
リストラ、左遷にになり、そのショックでうつ病になってしまうこと。
左遷のときは充電期と逆発想をすることが大切。時間がとれるケースが多いので、その時間を利用し、将来に対して自己投資をするチャンスでもあるのです。また、早く自宅に帰宅できるということは、十分な家族サービスを行えるということ。この時期を使って、忙しいときにできなかった家族サービスを行ってみましょう。家庭円満は幸福の原点なのですから。 |
競争ウツ
ライバルとの競争に一喜一憂し、勝利を終えた途端、うつを発病するケース。
この場合、心のバランスを失っているケースがほとんど。他人を知らずに傷つけていて、良心が痛んでいるケースも多い。時間があるときは身体や気分をリラックスし、ときには、自分を深く省りみる時間をとりましょう。
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遺伝要因−環境が変わるとうつ病になりやすい
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多くの研究者の調査によると、家族内にうつ病患者がいない場合は、
うつ病発生率が極度に低いというデータが得られています。
多くの人はこれより遺伝的要因もあると位置づけています。
ただ、私の考えでは、肉体の細胞は日々死滅しては生まれかわります。
体重3000gの赤ん坊からやがては大人に大人になります。
個々で大事なのは、赤ん坊の頃に残っていた親からいただいた細胞は
ほとんどのこっていないということなのです。
私は、遺伝がうつ病を発病するのではなくて、その家庭内にある
不調和な心の持ち方が家庭環境に歪を生じ、それを敏感に子供心に
圧迫感を与えていたのではないかと思います。
トラブルの耐えない家庭で、育った子供は情緒不安定な人が多い
という統計があります。]
子供にうつ病患者がいたら少なからず遺伝的要因のみのせいにすることは
肯定できません。
家族内にどこか不摂生な部分がなかったか再度見つめてみる必要があるのでは
ないかと思います。
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うつ病はあなたが生まれかわる最大のチャンス
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うつ病になったことにショックを受ける必要はまったくありません。
もとより正しい治療をすれば治る病気でもあり、うつ病になったことを
きっかけに、今後うつ病にならないだけの心と身体の健康を作れば
よいのです。
うつ病になった人は、もとより情緒が豊かでまじめで優しい人ばかりです。
ただ余りにも誠実で秩序を重んじるあまり、その対処の仕方、社会の不正
などに妥協できず、心に葛藤を作ってしまうケースがほとんどなのです。
でも、今のような時代にそのような考えの持ち主いるということは、大変
素晴らしいことではないでしょうか。
その立派な人格に、今後うつ病にならない健全な身体と心が備われば
よいのですから。
うつ病になったことを悲劇と思うのではなく、将来あなたが大きくなるために、
神様より与えられたワクチンと思えばよいのです。
ウツは絶対に直る病気だし、再発も必ず防げる!。そう信じることから
始まると思います。
希望を持つこと。絶対直って幸福な日々を私もおくれるんだって心の中で
思い描くこと。。。
『人生の逆境をチャンスとみる』。そのように心がけることが、回復するための
第一歩なのです。
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